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海を渡った幻の名品 [雑記]

大濠公園にある福岡市立美術館で、《シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展》が開催されているので、ぷらっと出かけてきました。

アメリカに渡った幻の名品の数々。
会場に入ってすぐ、正面に置かれた一双の屏風絵に圧倒されました。

金箔の屏風に描かれた数十羽に及ぶ黒い烏の群れ《烏図》。
近づいてよく見ると、一羽一羽のからすには目と羽が丹念に書き込んであり、生き生きとしているのに驚きました。

さらには、本阿弥光悦と俵屋宗達のスーパーアーティストによるコラボレーション作品《鹿下和歌絵巻》が。
琳派好きの私にとっては、とても贅沢に思えた作品でした。

夕方だったからかそれほどの人もいなく、ゆっくり堪能できました。

R0012663.JPG
      ★美術館から続く舞鶴公園の紫陽花です。

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コメント 6

ameya

わー、良い展覧会を見れてよかったですね。
淋派の初期って、ほんとにはつらつとしてて圧倒的ですものね!
by ameya (2010-06-10 11:21) 

sako

ameyaさん
そうですね!琳派の斬新なデザインを見ると、当時の芸術家の意識の高さを感じます。
ほかにも葛飾北斎の美人画があったりと、ほんとに良いものを見ることができましたよ。^^
by sako (2010-06-10 21:09) 

夏炉冬扇

お早うございます。
昔の人の仕事は本当に丁寧。行き方がゆっくりなのでしょう。
今から畑です。
by 夏炉冬扇 (2010-06-11 06:52) 

sako

夏炉冬扇さん
こんばんは。3
物作りに妥協しない生き方って、素晴らしいと思います。
by sako (2010-06-11 21:49) 

イチロー

あら、近くですれ違っていたかもしれないですね^^;
by イチロー (2010-06-12 07:27) 

sako

イチローさん
コメントありがとうございます。
もしかしたら、あのときカメラ携えていた方が…
みたいなことがあったかもしれませんね。^^
by sako (2010-06-12 16:07) 

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